今回は、最高級の葉巻の色に似ていると言われている、マホガニー色の美しい猫のハバナ・ブラウンの性格や飼い方・価格についてご紹介させていただきます。
発祥年代 :1950年代
原 産 国:イギリス
祖 先:ブラウンのタイ・キャット
体 重:2.8㎏~5㎏
体 型:セミフォーリン
毛 質:短くなめらか。体に密着して光沢がある
毛 色:マホガニー
目 の 色:グリーン
Contents
ハバナ・ブラウンの性格
賢い
ハバナ・ブラウンは賢い性格をしています。
犬の様に名前を呼んだら来てくれます。
しつけも簡単に覚えてくれるので飼いやすい猫です。
嫉妬心がある
ハバナ・ブラウンは嫉妬心が他の猫よりあるので、飼い主さんが、他の動物や猫を可愛がっているとやきもちをやいてストレスになってしまいますので、多動飼いには向いていない猫です。
愛情深い
ハバナ・ブラウンは愛情深い性格なので人間が大好きで、飼い主さんには、愛情表現を見せてくれます。
好奇心旺盛
ハバナ・ブラウンは好奇心旺盛なので、部屋の中を探検したりします。
新しい玩具などは、喜んで遊んでくれます。
ハバナ・ブラウンの飼い方
ハバナ・ブラウンは大変活発なので遊びや運動が大好きです。
キャットタワーを用意してあげると良く遊んでくれます。
飼育環境は、遊ぶのに邪魔な物が無い広い空間が、必要なのでハバナ・ブラウンがいっぱい遊べるような空間づくりが必要です。
飼い主さんが、一日一回は、遊んであげないとストレスを感じてしまいますので、遊ぶ事が
大切です。
愛情深い猫なのと嫉妬心がある猫なので、飼い主さんの事が大好きなので、他の猫等と遊んでいるのを見ると嫉妬しますので、多動飼いには向いていません。
どうしても多動飼いになる場合は、様子を見てあげて下さい。
ハバナ・ブラウンは賢いので、犬の様に芸を覚えるので覚えさしてはいかがでしょうか。
ブラッシングは、ハバナ・ブラウンは短毛種なので、ほとんど必要ないですが、1日1回程度、スキンシップ兼ねてしてあげて下さい。
ハバナ・ブラウンの価格
ハバナ・ブラウンは日本国内で探すのが難しい猫なのでペットショップでもほとんど見る事の無い猫種です。
国内のブリーダーさんも数少ないので、ハバナ・ブラウンを買うのに時間が掛かってしまいます。
日本国内で、ハバナ・ブラウンの価格は、約18万円~位します。
海外から輸入する事も出来ますが、諸経費等がさらに掛かるのと、直接ハバナ・ブラウンを
見る事が出来ないリスクもあります。
お近くのペットショップ屋さんに確認してみるのも一つの手でしょうね。
ハバナ・ブラウンの特徴
ハバナ・ブラウンは日本国内では、珍しい猫種ですが非常に飼いやすい猫です。
ハバナ・ブラウンの被毛は特徴のある短い艶のある美しいチョコレート色をしています。
また特徴のある髭は、他の猫よりも長くてトウモロコシのヒゲと言われる位長くて茶色の髭をしています。
ハバナ・ブラウンは他の猫より体型が小さいですが、全体的に引き締まった筋肉質な体型をしています。
ハバナ・ブラウンの目の色も特徴的で、エメラルドの宝石みたいに綺麗なグリーン色の目をしています。
ハバナ・ブラウンの歴史
19世紀の初期、シャム(現在のタイ)からイギリスに多数のシャム猫が輸入されましが、その中に体全体がチョコレート・ブラウンでグリーンの目をしたスリムな猫がいました。
この猫達はチョコレート・ポイントのサイアミーズの作出に使われましたが、グリーンの目色はサイアミーズのブルーの目色にとってプラスにならない為、次第に繁殖から外されました。
1894年ロンドンのキャットショーに初めて出陳されますが、愛猫家からは酷評でした。
1950年代にこの猫は、ハバナ・ブラウンという名前を付けられ、一躍脚光を浴びました。名前の由来は、ハバナ産の最高級の葉巻の色によく似ていた事に由来しています。
同時期にチョコレート・ポイントのサイアミーズとブラックのヨーロピアン・ショートヘア
(チョコレート遺伝子を持つ)との交配から、美しいチョコレート・ブラウンのメスが生まれた事をきっかけにハバナ・ブラウンの計画繁殖が、始まりました。
1956年に、アメリカに輸入され、繁殖と改良が重ねられてスリムなイギリスタイプのと比べると、ひときわユニークな表情と頑丈な体型の猫になりました。
1964年にCFAにより公認されました。当初は、美しいマホガニー色が人気でしたが、毛色の限定から、昨今ではかなりの頭数が減っています。
まとめ
チョコレート色の肌触りのいい被毛をしていて、美しいエメラルドの宝石の様なグリーン色をした目の色に魅了をされた人は多い猫ですが、日本国内では入手が難しい猫種ですが、猫とコミュニケーションを取りたい方にはおススメな猫です。
猫好きの方なら、時間をかけて探してみる価値のある猫なので、探してみてはいかがでしょうか。