冬になるとどの家庭でも当たり前の様に暖房機を使いますが、暖房機を使う事で部屋の中が、乾燥してしまいますので、どの家庭でも加湿器を使って部屋の中が乾燥しない様にしますが、加湿器を使う前に加湿器の掃除をしていますか。
今回は、加湿器を掃除する場合にクエン酸や重層を使った掃除方法とクエン酸や重層以外に加湿器の掃除で代用が出来る物をまとめてみました。
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加湿器の掃除方法
加湿器の掃除をしていないと加湿器から出る水蒸気に菌が混じってしまう可能性がありますので、加湿器の掃除はなるべくこまめに行なう様にして下さい。
加湿器の掃除をする時は、加湿器の本体以外にもあります。加湿器を使用した時に水が付着する場所(タンク・トレー・フィルター等)は特に念入りに掃除をする様にして下さい。
理由としては、加湿器を使用する時に使う「水」が原因です。
ほとんど家で加湿器を使用する時は、水道水を使う家庭が多いのではないでしょうか?
水道水は、水を綺麗にする為にカルキを使用しますので、加湿器で水道水を使った時にミネラルとカルキが加湿器に付着してしまい、その結果カルキが加湿器に付着してしまい水垢になってしまいます。
水垢がタンク内で増殖してしまうと、菌が繁殖してしまう原因になってしまい、加湿器を使う事で、水蒸気と一緒に菌も部屋中に飛沫させてしまいますので、加湿器のタンクはこまめに掃除をする様にして下さい。
また、水も毎日取り換える様にして下さい。
クエン酸や重層を使った掃除手順
- クエン酸や重層を使って掃除をする前に、必ず加湿器の本体からフィルターやトレー等の水に触れる部品を外して下さい。
フィルターの種類で水洗いが出来ない物もありますので、確認をしてから洗う様にして下さい。 - クエン酸や重層を薄めてバケツ等で付け置き出来る量を作る。
水(ぬるま湯)1ℓでクエン酸や重層は10gで作って下さい。 - 出来たクエン酸水や重層水で水に触れる部品を付け置きして下さい。
付け置きする時間は、約1時間~2時間ほどを目安にして下さい。 - 付け置きしても落ちていない水垢を柔らかいスポンジ等で軽くこすって落として下さい。
- 流水で必ずクエン酸や重層を落として下さい。
洗い残しがあると臭いの元になったり故障の原因にもつながります。 - 濡れている部品を拭いて下さい。
天気の良い日は、天日干しをすると良いでしょう。
必ず部品は、乾いている状態にする様にして下さい。
加湿器本体(水で濡らす事が出来ない場所)は、付け置きが出来ないのでエタノールを含む消毒液で拭く様にして下さい。
クエン酸や重層の代用が出来る物
クエン酸や重層が無い場合に代用する事が出来る物があります。
「酢」を使う事でクエン酸や重層の代用する事が出来ます。
酢を使う事で、クエン酸の代用になりますが、酢を使う事で生じるデメリットもあります。
酢のデメリットは、酢を使って洗った部品をきちんと洗い流さないと、酢の独特な酸っぱい臭いが残ってしまいますので、酢を使って洗った場合は、臭いが残らない様にきちんと洗い流す様にして下さい。
酢を使って洗う場合は、漬け置き洗いはしない様にして下さい。
漬け置きして洗うと、酢が部品に付着してしまいますので、洗い流しても臭いが残ってしまう場合があります。
酢を使って洗う場合は、純粋な酢(果汁等が含まれていない酢)を薄めてスプレー等で噴射して掃除をする様にして下さい。
酢を掃除で使う場合の濃度は、水100mlに対して酢は10ml以下で薄めて使って下さい。
酢の濃度が濃過ぎてしまうと、加湿器の部品に臭いが残ってしまい加湿器を使った時に、酢の臭いがしてしまう可能性がありますので、必ず酢の濃度を濃すぎない程度で使って下さい。
また、酢を使って加湿器を掃除した場合は、加湿器を使う時に部屋の換気を行なってから使う様にして下さい。
部屋の換気をしないで加湿器を使った場合、加湿器から酢の臭いが出てしまい部屋の中が酢の臭いが広がってしまう可能性もありますので、酢を使って掃除をした場合には、部屋を喚起してから加湿器を使う様にしましょう。
加湿器から酢の臭いが消えたら換気をしないでも大丈夫です。
加湿器を使う時の注意点
加湿器を使う場合、いくつかの注意点があります。
清潔
加湿器を使う時に1番の注意点は、加湿器を清潔にしてから使う事です。
加湿器の清掃以外にも加湿器に水を溜めないで使う様にする事が大切です。
加湿器のタンクに水を溜めておくとタンク内に溜まった水に菌が繁殖してしまい、菌が繁殖した水を加湿器で使った場合、水と一緒に菌も噴射してしまいますのでタンク内の水は、溜めない様にして下さい。
水
加湿器を使用する時は、必ず水道水を使う様にして下さい。
水道水を使う事で、水道水に含まれているカルキ(塩素)が、水の腐食を抑えてくれる働きをしてくれるので、菌の繁殖がしにくくなっています。
ミネラルウォーター等を加湿器に入れて使うと水道水と違いカルキ(塩素)が含まれていないので、水が腐食しやすくなり菌が繁殖しやすくなりますので、必ず水道水で加湿器を使う様にして下さい。
各メーカーが、水道水を使う事を推奨しているのがこの理由になっています。
加湿器の種類
加湿器には、超音波で加湿するタイプの物や加熱をして水蒸気を出すスチームタイプの2種類があります。
超音波タイプの加湿器の場合は、熱で水蒸気が出るのではなくて音波で水蒸気を発生させるので、水に含まれている雑菌や汚れが水蒸気になって空気中に飛沫される可能性がありますので、超音波タイプの加湿器は、スチームタイプの加湿器よりも綺麗にしておく事が大切です。
まとめ
加湿器を掃除する場合は、加湿器の種類やメーカーによって洗い方が違う場合もありますので、加湿器を洗う際には、十分に気をつけて洗う様にして下さい。