今回ご紹介をさせて頂きますのが、猫の寝相からわかる猫の本音についてご紹介をさせて頂きます。
Contents
寝相と寝る場所
寝相
猫が寝ている時にも、猫の感情がわかる事が出来ます。
猫が不安や警戒心がある時は、足の裏を地面につけて頭を前足の上に乗せた状態で寝ます。
この状態で寝る事によって何があってもすぐに逃げれる事が出来ます。
警戒心や不安が無い時は、足を放り出して頭を地面につけて寝ます。さらに安心をしている時は、お腹を見せて寝る事があります。この時は、全く警戒心が無い状態と言えます。
寝る場所
猫が快適に感じる気温が、15度~23度位の間ですが、15度より低くなると猫は、丸くして尻尾を体に巻き付け鼻先も体の中に入れて、体温を逃がさない様にして寝ます。
23度より気温が高くなると猫の寝方は、体を伸ばして熱を逃がそうとして寝ます。
この時、絨毯や座布団等の上では寝ないで、冷たいリビングの床の上にお腹をつけて寝る事によって快適に寝れる様に工夫をします。
猫の寝方
あおむけになって寝る
動物にとって、お腹に臓器があるので一番の急所になります。
そのお腹を出して寝る時は、全く警戒心が無い状態です。あおむけで寝ていては、危険を感じてもすぐに逃げる事の出来ない状態なので、野生の猫や野良猫等はこの寝方をする事はありません。
基本的には、危険が無い家庭猫がこの様な無防備な姿で寝ている事が多いです。
足の上に頭を乗せて寝る
この寝方は、頭の位置が高ければ高い程、警戒度が高い寝方になります。
頭が高い場所にある事によって、すぐに頭をあげて周りを確認する事が出来ます。
その場合、すぐに逃げれる様に足の裏も地面につけて寝ています。
この寝方をしている猫は、安心して寝ている姿勢では無くて、警戒をして寝ている姿勢になります。
足を伸ばして寝る
この寝方は、すぐに逃げる事が出来ないので危険が無くて警戒心が無い時にする仕草です。
危険があってもすぐにこの寝方をしていたら、逃げる事の出来ない寝方なのでこの寝方は、野良猫がしないで主に家庭猫がする寝方になります。
この寝方をしていても、頭を足の上に乗せていたら少し警戒心が少し高めで、頭を地面につけていたらさらに警戒心がさらに低い状態と言えます。
丸くなって寝る
猫が丸くなって寝るのは、体温を保持する為に丸くなって寝ます。
猫の祖先が、乾燥地帯で生息していた為、寒さが苦手な動物な為この様な寝方をします。
温度が、15度以下になると猫は、丸くなって寝る事が多くなります。
気温が下がって、寒くなればなるほど鼻先や尻尾を体の中に入れてきます。その形がアンモナイトに似ている事から[ニャンモナイト]や[アンモニャイト]等と呼ばれています。
ピクピク動く
猫が寝ている時にピクピク動くのは、眠りが浅い時です。この時、体が寝ていても脳は起きている状態になります。この状態をレム睡眠と言います。
猫の尻尾を持ち上げても起きない時は、熟睡をしています。この時は、体と脳は寝ている状態になります。この状態をノンレム睡眠と言います。
猫が寝ている時にピクピクするのは、レム睡眠の時に起こる特有の生理現象になります。
猫は、基本的に1日15時間以上は寝て過ごしますが、実際にノンレム睡眠の時間は、3時間程度しかありません。大半がレム睡眠状態になります。
寝言
猫も人間と同じ様に寝言を言います。
人間は夢を見ますけど、猫も同じように夢を見るのではないかと言われています。
夢を見るのは、基本的にレム睡眠の最中に見ます。
猫がレム睡眠の最中になっている時に、ピクピク痙攣をしたり足を動かしたり、口をパクパクさせて寝言を言っている様な仕草をしますが、この仕草の時に夢を見ているのでは無いかと言われています。
物に入って寝る
最近ペットショップ等で猫鍋が売られていますが、猫は狭い場所で寝る事が好きです。
猫が狭い場所を好んで寝るのは、猫が野生時代に木の洞や岩穴等で寝ていたので、その名残から多くの猫は、箱の中等の狭い場所に入って寝たりします。
猫が窮屈な場所で寝るのには、意味があり体がすっぽり収まる場所だと敵が入って来れないサイズなので安心して寝る事が出来ます。逆に大きすぎると敵が入ってくるかも知れないと思い安心して寝る事が出来ないからだと言われています。
猫は、寝床が多ければ多い程安心をします。また家に空き箱を置いておくと猫は、必ず箱の中に入って窮屈感を確かめます。満足する窮屈な箱だとその箱を自分の寝床にしますので、試してみて下さい。
枕を使って寝る
猫も人間の様に枕を使って寝る事があります。
枕を使う理由としては、人間と同じ様に頭が重い為、枕を使う事で楽な姿勢で寝ようとします。他にも高さがある事で目線が高くなるので、周囲の確認がしやすいのも理由とされています。
家庭猫は、ティッシュの箱やリモコン等を枕にしている事が多いです。
目を隠して寝る
飼い猫が寝ている時に手で目元を隠して寝ている事があるかと思いますが、猫は狭い所や暗い場所を好んで寝ます。
飼い猫は、飼い主さんの側に居たくて電気の付いた明るい場所で寝る事があります。その時に明かりを遮る為に手で目元を隠している寝方になります。
おしりをくっつけて寝る
猫がおしりを飼い主さんにくっつけて寝るのは、猫が飼い主さんを信用している証です。
子猫の時は、母猫におしりを向けて寝る事が多いです。
なぜ猫は、おしりをくっつけて寝るかと言うと猫の正面に敵がいたら目で判断をする事が出来ますが、後ろから敵が来ると後ろを見る事が出来ずに後ろ側を守る事が難しいので、後ろ側を守ってもらう事で安心をして寝る事が出来るからです。
この寝方を猫にされている飼い主さんは、猫に母猫の様に信頼をされている証拠になります。
まとめ
今回は、猫の寝方をご紹介をさせて頂きましたが、あなたのご家庭で飼われている猫もこの様な寝方をしませんか?
猫の寝方は、安心して寝ている時は特に無防備な状態で寝ていますので、猫が寝ている時は、あまり構わずにそっとしてあげた方が良いでしょう。