今回は、古くからタイで幸運を招くと言われているハート形の頭の猫、コラットの性格や飼い方、価格を紹介していきます。
発祥年代 :1800年代
原 産 国:ロシア
祖 先:ロシア北部の土着猫
体 重:2.8㎏~4.7㎏
体 型:フォーリン
毛 質:短く密度の高いダブル・コート。
しなやかでビロードの様に輝く
毛 色:ブルー(青灰色)。毛先はシルバーでディップされる
目 の 色:グリーン
Contents
コラットの性格
コラットは頭が良い
コラットは他の猫種に比べて物覚えが非常に良くて、しつけをするのは楽だと言われています。
物覚えが良い分、イタズラ等も良く覚えてしまうのが難点です。
コラットは社交的
コラットは社交的で遊ぶ事が好きなので、遊び用のおもちゃやキャットタワーを用意してあげるとそれで、夢中になって遊びます。
感覚も他の猫種より鋭く、早く動く物にも素早く反応をする特長を持っています。
コラットは落着いた性格をしている
コラットの性格は、落ち着いた性格を持った静かな猫です。
コラットは飼い主さんの家族の中で、家族の一人を特に好んで、好んだ一人の傍で一緒にいる事が多い猫です。
コラットはプライドが高い
コラットはプライドが高く頑固な面がありますが、他の猫や犬等のペットとも平和的に過ご
しますが、独占欲が強い為、その為自分が一番にいないといけないと思ってしまうので、自分の立場が常に一番上と考えている様な行動が見られる事があります。
コラットの飼い方
遊び好きで活発な面を持っています。高い所に登ったりする事が好きなので、キャットタワーなどを用意してあげる事が良いでしょう。
コラットは特に賢くて観察力があり物覚えが良いので、一度見たりした事があれば、例えば足場などがあれば高い所の戸棚なども開けて中に入ってしまう事があります。
なので、赤ちゃん用の扉ロック等を使い扉や開けて入ったら危険な個所にロックをして危険防止の管理を十分に行っていく事をおススメします。
コミュニケーションが取れる猫なので、犬と同じ様に芸のしつけをしたら、出来る猫もいます。
また、しつけをする際コラットは、プライドがかなり高い猫なので、ほめてしつけをした方が良いと言われています。
毛種は短毛種ですが、密に生えた光沢のあるシングルコートですので、手入れは難しくありません。
定期的にブラッシングをしてあげるといいでしょう。
コラットの価格
市場価格は、15万円~25万円の間で販売されています。
ただペットショップやブリーダーさんによって多少の価格の変動はあるので注意して下さい。
コラットの特徴
頭部は、大きく見開いた目には輝きがあり、目と目の間隔は広く、眉が隆起している。
大きな耳は基部が広く、先端が丸く頭の高い位置に付いている。
毛質は、細く短く光沢があり体に密着している。
コラットは他の猫種と比べると、聴覚・視覚・嗅覚が優れています。
コラットの体型
やや短めのボディーは筋肉質で引き締まり、しなやかさは硬く巻いたバネを連想させて背中はカーブを描いている。
コラットの平均的な大きさは、24cm~30cm程度・平均体重は、2.8㎏~6㎏程度
コラットの歴史
コラットの起源は、タイ北東部のコラット高原には、古くから幸福と繁栄をもたらす猫「シ・サワット」が、大切に飼育されていました。
タイでは、婚礼の祝い品として、つがいのコラットが花嫁に贈られる等猫はタイの人々の生活に深くかかわってきていました。
アユタヤ王朝の時代に書かれた書物の中に(西暦1350~1767年)「キャット・ブック・ポエム」と言う書物の中にもコラットが書かれており、美しいグリーンの目は(ハスの葉に落ちた露滴のごとく緑に光輝く)と詠われているそうです。
コラットは、19世紀の終わり頃イギリスに輸入されて、キャットショーで紹介されます。しかしイギリスでは、コラットを(ブルーのソリッドのサイアミーズ)と位置付された為イギリスでは、新鮮なイメージが定着しなかったので、人気が出ませんでした。
1959年にコラットを目にしたジーン・ジョンソンがアメリカに持ち込んで、本格的に繁殖をして1966年にCFAに公認されました。
まとめ
コラットは美しい毛並みが特徴の猫種です。
また物覚えが非常に良いので。
飼育のしやすい猫種になります。
ただプライドが高いのと神経質な面がありますが、飼い主にはべったり甘えてきますので癒される猫になる事には間違いありませんね。