オリエンタルの性格・飼い方・価格

今回ご紹介させて頂く猫は毛色とパターンが150種類以上認められているサイアミーズと同じ甘えん坊のオリエンタルの性格や飼い方・価格についてご紹介をさせて頂きます。

オリエンタルの性格

プライドが高い

オリエンタルは、プライドが高いので自分の事を構ってくれてないと分かると、悪戯や何処かに行ってしまいます。

活発な性格

オリエンタルは活発な性格をしています。
遊ぶ事が大好きで運動量が多い猫種です。

賢い性格

オリエンタルは、頭が良くて賢い猫なので、しつけ等で苦労をする事があまり無いです。
ただ、プライドの高い猫なので失敗しても大きい声で怒ったりしないで下さい。

焼きもちやき

オリエンタルは、飼い主さんが他の猫や犬等を可愛がっているのを見ると焼きもちをやきます。
オリエンタルは、自分が一番優位に立っていないといけないと思っているので、多動飼育をしている方は、注意をして下さい。

社交性は高い

オリエンタルは、社交性が高い猫です。
飼い主さんのお客様が訪問されると、オリエンタルは最初は警戒をしますが、馴れてくると
お客様の方に自分から行きます。

猫が好きな犬ならオリエンタルは犬のお腹の中で寝る子もいます。

ただ、オリエンタルは焼きもちやきなので、多動飼育は難しいと言われています。

オリエンタルの飼い方

オリエンタルは、活発で運動量の多い猫なので、遊ぶ事が大好きな猫です。
運動神経も良い猫です。

高い場所を登ったり降りたりしますので、キャットタワーはあった方がいいので、設置してあげて下さい。

キャットタワーの大きさは、出来ればオリエンタルは、天井までジャンプが出来るくらいの運動能力があるので、天井までの高さがあるキャットタワーをおススメします。

設置する場合は転倒防止の為、足場の安定のした場所に設置してあげて下さい。

オリエンタルが遊ぶ為に、部屋の環境づくりも大切です。
なるべく、広い空間で遊べる様にしてあげて下さい。
ただ、オリエンタルは、高い所で遊ぶ事が多いのでキャットタワーを設置したら問題無いです。

オリエンタルは、常に飼い主さんと居たい思いが強い猫なので留守番が、ストレスになるくらい不得意です。
留守が多いご家庭の方や、一人暮らしの方は、おススメ出来ない猫種です。

留守が多い方が飼育する場合は、オリエンタルと気が合う他の動物を一緒に飼ってあげる事で、ストレスの軽減になります。
飼い主さんが帰宅したら、いっぱい可愛がってあげて下さい。

オリエンタルの被毛は短毛なので、あまり抜け毛が少ないので、猫アレルギーの方でも飼育が出来ます。

ただ重度の猫アレルギーの方はお医者様と相談をしてから飼育する様にして下さい。

抜け毛が少ないですが、ブラッシングはオリエンタルとのコミニュケーションを取るのに最適なので、週に3回～4回はしてあげるといいでしょうね。

神経質なので、引越しが多い方にはおススメ出来ない猫なので、環境の変化にも対応が、出来る猫の方がいいと思います。

オリエンタルの価格

市場価格は、15万円～25万円の間で販売されています。
ただペットショップやブリーダーさんによって多少の価格の変動はあるので注意して下さい。

オリエンタルの特徴

オリエンタルの特徴は、スリムな体型で細い手足が筋肉質なのが特徴的です。

顔立ちも特徴的で、顔はクサビ形をしていて、尖った大きな耳に綺麗な大きな目をしているのも特徴的です。

被毛は、短毛と長毛がいますが、一般的に出回っているのは、短毛種が多いです。
長毛種の方は、国内外でも少数匹しかいないので、希少価値が高い種類になります。

オリエンタルの歴史

サイアミーズがタイからイギリスに輸入された1800年代後期、サイアミーズと似た細見の
体型で、全身に色が付いた猫達もイギリスにもたらされました。

当時のイギリスでは、ポイントカラーでブルーの目色の猫だけを認めていたため、全身に色がある猫達は、長い間無視されていました。

1950年代、イギリスのスミス女史によって、全身がブラウンの毛色でグリーンの目をした2匹の子猫が紹介され、愛猫家達の注目を浴びました。

その後、多くのブリーダーによってサイアミーズとロシアン・ブルーやコラット等目色がグリーンの猫と交配をして、単色やパーティカラー、斑点模様といった様々な毛色の猫が作出される様になりました。

1972年に著名なアメリカのサイアミーズのブリーダーの夫婦が、イギリスに訪れた際にカラフルな猫達を見て感動した夫婦が、これらの新しい猫を(オリエンタル・ショートヘア）としてアメリカで紹介しました。

アメリカの猫のブリーダー達の反応がすごく、すぐに繁殖計画が急速に進みました。
より美しい体型や数多くの毛色と模様が作出されました。

その後、ＣＦＡにより公認されました。

やがて毛の長いバリニーズやジャパニーズとの交配が試させられました。
1955年に（オリエンタル・ロングヘア）が公認されました。

その後、短毛と長毛を併せて（オリエンタル）と呼ばれる様になりました。

まとめ

オリエンタルは飼いやすい猫ではありますが、プライドが高い等の猫独特の性格を持ち合わせている猫です。

飼い主さんを独占したいと思う一面もありますので、猫中心の生活を送りたい方には、おススメな猫です。

他の動物と一緒に平等に飼いたい方には、オリエンタルは焼きもちやきなので、おススメが出来ない猫です。

気品とプライドが高く猫独特の性格をしている猫なので、猫好きの方は購入のご検討をされてみては、いかがでしょうか。