うさぎを家族の一員としてお迎えしたいとき、気になる事の一つがうさぎの寿命でしょう。
毛量があり、おとなしく、可愛い見た目をしているうさぎはきちんとしつければ排泄場所も決まったところでおこなってくれるくらいの知性も持つため、ペットとしても最近では人気を博しています。
しかし、ペットと犬や猫と違い、感情が読み取りにくいことから、うさぎのことをよく理解していない飼い方をしている飼い主さんも中には居るかもしれません。
今回はそんなミステリアスなうさぎの平均寿命と食事方法をご紹介します。
うさぎの命は短いものです。
もしペットとして飼う、飼っているのであれば責任と愛情をもって最後の時までお世話してあげてください。
Contents
ウサギの寿命平均
うさぎは本来、とても繊細でストレスを感じやすい動物です。
ウサギも生き物なので人間と同じで誰にも邪魔されることなくリラックスしたいときもあれば、飼育者と一緒に遊びたいときもあります。
気疲れしているうさぎは、食欲が無くなったり、健康的なウンチをしなかったりすることがあります。
食事量や排便に変化がないかを観察し、日常的に適度な距離でコミュニケーションをとってあげることがとても大切です。
つまり、飼い主の慈しみや育て方次第で、うさぎの寿命は変わってしまうと考えてあげましょう。
うさぎの寿命を考えるにあたり、まずはうさぎの年齢は人間にたとえると何歳位になるのか、把握してあげることが肝心です。
ウサギを人間の歳に換算すると、おおよそ下記の通りとなると言われています。
ウサギの年齢 | 人間の年齢換算 |
子ウサギ(生後3カ月) | 5歳~7歳 |
1歳 | 17歳~20歳 |
2歳 | 27歳~29歳 |
3歳 | 34歳~36歳 |
4歳 | 40歳~44歳 |
5歳 | 46歳~52歳 |
6歳 | 52歳~60歳 |
7歳 | 58歳~68歳 |
8歳 | 64歳~76歳 |
9歳 | 71歳~84歳 |
10歳 | 76歳~90歳 |
ウサギの種類によって違いはありますが、うさぎの1年はおよそ人間の5〜6年分相当になるのでウサギにとっては大変重要な一日になります。
ウサギに長生きしてもらうための食事方法と与えていい食事と与えてはいけない食事
与えても良い食べ物
人参・大根・小松菜・ミツバ・バジル・セリ・キャベツ・ブロッコリー
※与えても大丈夫ですが、同じものを与え過ぎてしまうと過剰摂取となり健康に害する恐れがあります。
与えてはいけない食べ物
ネギ・玉ねぎ・ニラ・ニンニク・ブドウ・ほうれん草・とうもろこし・白菜・チンゲンサイ等
※体調を崩して食欲がない時には、適量を守って嗜好性の高い野菜を食べてくれる事によって食欲が回復したりもします。
食事の与え方
・毎朝新鮮な食事を与える。(翌朝残った食事は新しい物に交換する)
・牧草は常にケージに敷き詰めておいてあげると、お腹の調子が良くなり歯の伸び過ぎ予防にもなります。
・子ウサギの頃から牧草の味に慣れていると、大人になっても牧草をよく食べてくれます。
・牧草をたくさん食べていれば、サプリメントなどの栄養補助食品は少量でも大丈夫です!
・お腹が空き過ぎている時に食事やおやつ等をあげると、大量に食べてしまうことがあります。
その際は食べ過ぎてしまう可能性があるので1日2回(朝・夜)の間隔で与えてください。
・高カロリーの食べ物の与え過ぎは肥満につながるので飼い主さんがカロリーコントロールをしてあげましょう。
・野菜とフルーツを与え過ぎると体調を崩して下痢をするかもしれません。
※飼い主さんがどうしてもエサの適量が判断・調節できない時は、
掛かり付けの獣医さんにアドバイスをもらうといいですよ!
まとめ
今回は、ウサギの寿命と食事方法をご紹介いたしましたが、ウサギと1日でも長く一緒に居るためには、ウサギにとって良い食事方法をするのと愛情をもって大切に育ててあげることが重要になります。