猫の飼育

猫と赤ちゃんとの生活をする為のコツ・注意点を解説

赤ちゃんが出来たら、飼っている猫もしくは、これから猫を飼おうとして諦めないといけないと考えている方に、今回は猫と赤ちゃんが共同生活をする為に必要な事や注意点を解説していきます。

猫と赤ちゃんは同居可能?

猫と赤ちゃんは、正しい飼育の知識がある同居が可能です。
ただし、赤ちゃんに重度な先天性の病気が無い事が最重要になります。

赤ちゃんがいる時に猫等の動物を飼う事は、子供が猫の世話をする事で愛着や養護性を育てる事が出来ます。この事から人に対する思いやりや温かさという気持ちを持つ様になると言われています。

猫と赤ちゃんの同居で気になる事?

感染病(トキソプラズマ感染症)

トキソプラズマ感染症は、トキソプラズマ原虫が人間の口などから体内に入って感染する動物由来感染症の1つです。猫から人間にうつる感染病です。

妊娠中に感染すると、母体から胎盤を通じて胎児にも感染する「先天性トキソプラズマ感染症」につながる可能性があります。

このトキソプラズマ感染症が妊娠時期に感染をすると妊娠初期だと70%以下、妊娠後期に感染をすると15%の確率で、赤ちゃんに感染をして流産・視力障害・脳が麻痺状態等でで産まれてくると言われています。

このことから、基本的には妊娠初期に感染をした場合は、重度の障害を持って産まれてきてしまう可能性があり、妊娠後期に感染をした場合は比較的重度な障害を持って産まれてくる可能性が低いと言われています。

ただし、胎児に影響が出てくるのは、妊娠中に初めてトキソプラズマ感染症に感染をした場合です。なので妊娠半年以上前に感染していれば、免疫力(抗体)が出来ている事でトキソプラズマの繁殖を抑える事が出来ます。

トキソプラズマ感染症は、基本的に哺乳類や鳥類には感染をします。
ただ猫科の動物以外は一定期間体内にいますが、便となって体外に排出されます。

トキソプラズマは哺乳類の犬のみ感染しない細菌です。

トキソプラズマ感染症の感染経由と症状

生肉や中途半端に加熱をした肉を食べると感染しやすくなり、感染をした猫の糞から人間に感染をする事もあります。

特に猫を飼っている方は、感染の予防が必要になります。

感染の仕方は、色々ありますが、猫の便に手で触れたりハエ等が食品に触れてその食品を食べたら感染をしたりします。

感染した場合の症状として、健康な人が感染をしたら基本的に自覚症状が出ないで自然治癒をします。ごくまれに風邪の様な症状が出る人もいます。

感染をした場合、体内に抗体が出来るので再度感染をする事はありません。

他の感染病

サルモネラ菌、カンピロバクター菌等の菌による食中毒がおきる可能性があります。
症状は、下痢・嘔吐・発熱等があります。

猫と初対面の仕方

猫は、警戒心が強い動物なので、お産の為に家を留守にしていた飼い主さんが赤ちゃんを抱っこして家に帰ると、猫は警戒してしまう可能性があります。

家に入る時は、必ず飼い主さんが一人で家に入って猫を可愛がってから赤ちゃんを家に連れて帰った方が猫は、警戒をしないで受け入れてくれます。

猫と赤ちゃんの同居生活で注意する事

猫と同居生活で注意をしておきたい事は、猫には色々な性格をしている事です。
警戒心が強い猫・好奇心が強い猫等がいます。

猫等の動物と同居させるのに最初に飼い主さんがしておいた方がいい事は、赤ちゃんと初対面をさせる前に猫等の動物に赤ちゃんの臭いを覚えさせる事が重要です。
基本的に猫や犬などの動物は臭いで認識をするので、初対面の前にしておいた方が、拒否反応をする事が少なくなると言われています。

猫が落ち着いて生活をする為に猫と赤ちゃんの別々の居住スペースを用意してあげる事も重要です。例えば、キャットタワー等を用意してあげる事で、猫はキャットタワーの一番上でリラックスをする事が出来ます。

猫と赤ちゃんを一緒の部屋にいる時の注意点として、必ず飼い主さんが目が届く様に同じ部屋にいる様にしましょう。

よくテレビ等で、赤ちゃんが猫を追い回している映像などを目にする事がありますが、猫が逃げ回っているのは、赤ちゃんに追い回されるのが嫌になって逃げ出しているので、猫はしつこくされると嫌な性格をしていますので、赤ちゃんに危害を加えてしまう可能性があります。

赤ちゃんが授乳をした後は、特に猫が乳の臭いで赤ちゃんの口の周りを舐め様としますが、舐める事によって感染病にかかってしまう可能性がありますので、猫が赤ちゃんの口の周りを舐める事は辞めさせて下さい。

猫は赤ちゃんに嫉妬をするの?

猫は、赤ちゃんには嫉妬をする事は少ないでしょう。

猫は、基本的に群れで生活をする事がありませんが、飼い主さんと同じ臭いのする小さい赤ちゃんを家族と認めて守ろうとしてくれます。

飼い主さんと同じ臭いがするので基本的には、嫉妬をして危害を加えたりはしませんが、赤ちゃんが猫に対して嫌な事をした場合は、危害を加えてくる可能性は十分ありますので、注意は必要になります。

中には赤ちゃんが寝ている時に、赤ちゃんの側にいてくれて赤ちゃんが泣いたり異変があった時に飼い主さんに知らせてくれる猫もいます。

オス猫の場合は、赤ちゃんと同居をする前に去勢手術をしておいた方がいいでしょう。
去勢手術をしていないとオス猫は、マーキングをしてしまう可能性があります。

まとめ

赤ちゃんの時に猫と同居させる事で、赤ちゃんと猫が共に時間を過ご事になり猫の世話を通じて、生命の大切さや生き物に対する優しい心を学んでいく事が出来きます。

猫と一緒に過ごしている中で赤ちゃんと猫は一緒に年齢を重ねていくので猫の方が当然人間よりも短命なので、赤ちゃんより先に人生が終わってしまいます。その事で赤ちゃんは、なくなった命は戻ってこない事を学んで、命の大切さを学んでくれることでしょう。

猫と共同生活を経験して、心優しい大人に成長をする事に違いないでしょうね。

猫と共同生活をする事で赤ちゃんには、デメリットよりもメリットの方が多いので、猫との共同生活は是非してみてはいかがでしょうか?