今回ご紹介をさせて頂きますのが、ご自宅でも猫が普段している姿勢から猫の本音について解説をさせて頂きます。
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猫の姿勢
体を低くする姿勢
猫が腰を低くする体勢をとる場合は、猫が相手に対して小さい体勢をとる事で、相手より自分が小さくなって攻撃をしないでと伝えてる為にします。
降参のポーズになります。
恐怖心が強くなると全身を伏せて、ほとんど動かない状態になって相手の空きをみてその体勢のまま全力で逃げます。
腰を高くする姿勢
猫が腰を高くしている時は、猫が強気になっている時になります。
この場合、他の猫より自分の方が優位の位置にいる猫が、相手を見ながら腰を高めに上げて、相手より大きく見せる事で相手より優位の位置にいる事を伝えます。
攻撃態勢のポーズになります。
この体勢をした場合は、喧嘩の一歩手前になります。
ただ猫は、性格上喧嘩をあまり好まない動物なので、相手が腰を低くしたら(降参のポーズ)喧嘩にならないので、攻撃をする事はありません。
相手を見ながら横を向く姿勢
猫がこの体勢をとる時は、喧嘩の一歩手前の時に、攻撃をするか逃げるかの間で考えが揺れ動いている時に相手を見ながら横を向きます。
この体勢の時は、上半身は守りの姿勢(腰を低くしている)で、下半身は攻撃の体勢(腰を高くしている)をしています。この時に逃げ道を探すのに体も横を向ける場合があります。
この時に猫が逃げ出す際に、普段見る事が無い奇妙な動きで(カニの様に横歩き・横を向きながらの横飛び)逃げ出す猫がいます。
喧嘩をあまりしない猫ほど、この体勢をする機会が多いです。
前足を折りたたんだ香箱座り姿勢
猫は普段座るのに、いつでも逃げれる様に4本の足は地面につけて座る事が多いですが、この姿勢で座っている猫は、この姿勢のせいで動きが鈍くなるので急に逃げ出す事が出来ませんので、危険がなくて安心をしている時にしかこの姿勢で座る事がありません。
ただしこの座り方をしていても、猫の頭は高い位置にあるので半分だけリラックスをしていて、半分は警戒をしています。
足を投げ出して座るスコ座り姿勢
この座り方は、人間のおじさんが座っているみたいな座り方に見えます。
座り方としては、腰を落として足を投げ出して座ります。
この座り方も、すぐに逃げる事の出来ない姿勢なので、周囲に危険が無く安心をしている時にリラックスした座り方になります。
スコ座り最中は主にお腹の毛を舐めて毛づくろいをしている猫が多いです。
この座り方を良くする猫種は、スコティシュフォールドが良くする座り方です。
スコ座りの名前の由来もスコティシュフォールドが良くするので、そこから名前がついたと言われております。
立つ姿勢
良く飼い猫と遊んでいた時に、飼い主さんが猫の頭上で玩具等を振っていると猫は、前足を地面から離して、後ろ足を軸にして立ち上がる事があります。
この体勢のまま猫は、遠くに対象となる物を見つけると対象物を良く見ようとする為に、この姿勢のまま目線を高くして対象物を確認しようとする事もあります。
他にも、数分間立っていられる様にお尻をつけて安定をさせながら座る猫もいます。
頻繁に立ち上がる猫は、好奇心や警戒心が他の猫よりも強いと言われています。
高い場所で足をブラーンとしている姿勢
よく猫がこの姿勢をしていることがあるかと思いますが、実はこの姿勢は野生のライオン等もよくする姿勢です。
この姿勢をする事で、体内に蓄積された熱を放熱しやすいのでこの姿勢をしているそうです。
野良猫等は、この姿勢を木の上や高い場所でよくこの姿勢をしていますが、家庭猫も食器棚や本棚等の高い場所で、この姿勢をしている事が多いですが、家庭猫も野良猫も基本的に高い場所でこの姿勢をするのは、野生時代の名残りと言われています。
室温や気温が高くなくても猫が、足をブラーンとしていたら、猫がリラックスをしている時なので、あまり構わないでいた方がいいかもしれません。
まとめ
今回は、猫の姿勢からわかる猫の本音をご紹介をさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
普段猫がしている姿勢でもこの様な意味を持ってしているので、姿勢を見て飼い猫の本音を知っておく事も大切な事でしょう。