ペット

マンクスの性格・飼い方・価格

今回は、イギリスのアイリッシュ海で生まれた尻尾が無い猫のマンクスの性格や・飼い方・価格についてご紹介させていただきます。

マンクス

発祥年代 :1800年代
原 産 国:イギリス
祖   先:マン島で飼われていた突然変異猫
体   重:3㎏~5.5㎏
体   型:コビー
毛   質:短毛と長毛。短毛は厚みがありやや硬いダブル・コート
長毛は中くらいの長さのダブル・コートで柔らかでシルキーな手触り。
首回りと腹部の毛は長め
毛   色:多数
目 の 色:カッパーを基本として毛色に準ずる

Contents

マンクスの性格

忠誠心が強い

マンクスは、飼い主の家族への忠誠心が強いです。
家族の事を守ろうとしますので、番犬(番猫)みたいな役割をしてくれます。

賢い

マンクスは頭が良くて、賢い性格です。
しつけ等には苦労をしないで簡単に覚えてくれます。

甘えん坊

マンクスは甘えん坊です。
飼い主さんが、座っていると横に寝に来たり、膝の上で寝たりもします。

神経質

マンクスは神経質な面があり、知らない人が訪問したりすると、警戒をして近づこうとはしないです。

物静かな性格

マンクスは物静かなため、騒がしい場所は苦手としています。

マンクスの飼い方

マンクスは、子供が苦手な為、子供の居るご家庭では飼育が難しいです。
特に成猫になってからだと馴れるまで、ストレスを感じてしまいます。

子供がいる場合は、子猫の時から飼育するのが、おススメです。

マンクスは、ネズミハンターと言われていましたから、活発に遊びます。

遊び方としては、部屋中を走り回ったり、高い所にジャンプをしたりします。
キャットタワーを用意してあげると、キャットタワーでジャンプしたり、部屋中を走り回るので、遊べるスペースの確保をしてあげて下さい。

また、ハンター気質な面があるので、飼い主さんの家族が、野良犬などに襲われたりすると
野良犬に立ち向かって行ったりもします。

マンクスは、頭が良いので、窓やドアを自分で開けて出て行って家出をしますので、窓やドアには、鍵を掛けておく必要があります。

生活環境としてはマンクスは、多動飼いには向いていないと言われております。

マンクスのブラッシングは、なるべく1日1回はしてあげて下さい。

マンクスの価格

マンクスは、まだ日本ではあまり馴染の無い猫なので、ペットショップでは、なかなかお目に掛からない猫ではあります。

ブリーダーさんから買うのが、今の所主流になっています。

ペットショップで、マンクスを購入する場合は、マンクスの価格が、15万円~20万円の間とされております。

ブリーダーからマンクスを購入する場合は、マンクスの価格が、20万円~30万円の間とされております。

マンクスの特徴

マンクスの特徴的な場所と言われたら、まず一番最初に出てくるのが、短い尻尾になります。

マンクスは尻尾をすごくいじられたり、触られるのを嫌がりますので、触ったりするとストレスの原因にもなりますので、注意してください。

他の特徴としては体が小さくて、全体的に丸い印象のある猫です。
前足より、後ろ足の方が長い為走っている姿が、うさぎの様に飛び跳ねている様に見えます。

マンクスには、ランピーとスタンピーの2種類います。
ランピーは、尻尾の無いタイプのマンクスでスタンピーは尻尾のあるタイプになります。

子供を産ませる場合に注意しなければいけない事があります。
マンクスは尻尾の無いランピー同士で交配をさせてしまうと、致死遺伝子が強い為死産をしたり、障害を持った子猫が産まれてきてしまう事があります。

交配をさせるのであれば、必ず ランピーとスタンピーで交配をして下さい。

ランピーとスタンピーで交配をするとスタンピーの遺伝子が強い為、子猫は、尻尾の無いランピーも産まれてきます。

マンクスの歴史

マンクスの発祥の地であるマン島は、アイリッシュ海にある孤島です。

他の猫との交流が少ない島で自然に近親交配が行われた結果、突然変異により無尾の猫が生まれた。長い年月をかけてその遺伝子が確立されたと考えられています。

マンクスにまつわる伝説が(ノアの箱舟に急いで飛び乗った猫の尾が、舟の扉に挟まれて切れた)、(1588年、スペイン船が嵐で難破した時に尾のない数匹の猫達が脱出してマン島に泳ぎ着いた)等の逸話があります。

イギリスで人気を得たマンクスは、19世紀の終わり頃アメリカに輸入されます。
当時のマンクスは、足も体も長かったのですが、アメリカのブリーダー達によって丸くずんぐりした体型に改良されました。

1920年頃にはCFAに公認され前の名前が(キムリック)と呼ばれていた長毛種の猫は、現在ではマンクスのロングヘア部門として統一されています。

まとめ

今回ご紹介させて頂きましたマンクスですが、日本では、まだばだ知名度が低いですが。

犬が苦手な方は、番犬の代わりにマンクスを番猫にしてみては、いかがでしょうか?

家族を守る為に、野良犬が襲って来てもマンクスが番猫をやってくれているので、守ってくれたりしますので、犬が苦手な方には、おススメな猫種にはなります。

ペットショップでお目に掛かったら是非購入をしてみては、いかがでしょうか。